環境規制に対応した生分解性フィラメント『酢酸セルロース』 | 3DFS id.arts

2022/05/17 12:45

環境規制に対応した生分解性フィラメント『酢酸セルロース』発売開始


3Dプリンタ用材料専門ショップ 3DFS id.arts では、海洋中・堆肥中において、一般的な合成プラスチックと比べ、極めて速やかに分解することが可能なCA(セルロース アセテート)ベースの生分解性フィラメント「酢酸セルロース」の販売を開始しました。



本製品に使用されている「酢酸セルロース樹脂」は、木質・綿花資源であるセルロースから生まれた、環境に配慮したプラスチックです。この樹脂は、可食性バイオマス資源に由来するポリ乳酸(PLA)とは異なり、食料資源に影響を与えません。
また、原料となる酢酸セルロースは、海洋中・堆肥中において、一般的な合成プラスチックと比べ、極めて速やかに分解することが知られています。本製品は、酢酸セルロースに可逆剤を配合して熱可逆性を付与しており、本素材の可逆剤には、生分解性の「非フタル酸エステル」を使用して、主に海外を中心としたフタル酸系化合物に対する環境規制にも対応しています。



酢酸セルロースフィラメントの特徴
・ 海洋中、堆肥中での速やかな生分解性
・ 海洋を中心としたフタル酸系化合物に対する環境規制に対応
・ ABS樹脂に相当するバランスのとれた機械特性
・ ABS樹脂に相当する高い耐衝撃性と耐熱性
・ ABSよりも優れた耐薬品性
・ 石油系溶剤、オイル、ガソリンなどに浸食されにくい
・ 造形物の反りはABSよりも軽微
・ やや青みがかった透明である

他の生分解性プラスチックとの比較
■ 酢酸セルロース:堆肥 〇/海洋 〇
■ PLA(ポリ乳酸):堆肥 〇/海洋 ×
■ バイオ原料PBS:堆肥 〇/海洋 △

商品詳細
重さ:500g
カラー:透明(ブルーイング)
フィラメント径:1.75mm
素材:CA(セルロース アセテート)

メーカー推奨 プリントガイドライン
・ エクストルーダー温度:210~230℃
・ プリント速度:10~35mm/s
・ ヒートベッド温度:60~80°C
※ 定着が安定しない場合、接着剤またはマスキングテープ等の使用を推奨